【可能性が開花する場所を】
14.47%
この数字は、2014年にグアテマラの教育省が行った全国の学力テストでサンティアゴ・アティトラン市の小学3年生が出した算数の正答率です。
グアテマラでは、小学6年生になっても基本的な四則計算ができない子どもたちがたくさんいます。
でもそれは、
彼らの能力が低いのではなく、
学力を身に着ける環境がないだけ
なのです。
志はあっても、道を切り拓くチャンスが与えられていない
ことが現実です。
自分の心に芽生えた志の分だけ、努力できる場所。
子どもたちの未来を耕す学習塾。
そんな場所を、ひとつの村から誕生させたい!
私は学校の勉強を補強できる学習塾をつくりたいと思っています。
【基礎学力を徹底的に鍛える場所】
私たちが実現したい塾は、読み書き計算を徹底的に鍛えられる塾です。
すべてのことは、土台なしには積み上がりません。基礎をしっかりと整えられる場所を作ることによって、小学校卒業後も学業を続けたいと希望する子どもが、高等教育の学業を深められるようになると思います。
塾で提供する学習活動は、日本でも広く教育現場で取り入れられている次のものを考えています。
・ます計算
・音読指導
・読書推進活動
日本人のサポートで現地教員を指導し、数年後は現地だけで運営ができる形を目指していきます。
【学習塾開校へのロードマップ】
2022年
代表近藤がグアテマラに渡航し(7月~8月予定)、学習塾として用いる建物(私費購入)の修繕を完了させる。
現地の教育関係者の中から、学習指導者として協力してくれる人を募り選抜する。当NPO法人の奨学金事業に参加する子どもやその他協力要請に応じてくれた子どもを対象に、期間限定で試験的に開校する。帰国後は、現地指導者の研修及び情報交換をオンライン上で行う。
2023年
小学校2,3年生の算数科の単元のうち、主要なテーマを自主的に学習するための動画教材を製作する。
代表がグアテマラに渡航し(4月~8月予定)、塾を開校するための環境整備を完了する。小学3年生を対象に初めは小規模で入塾者を募集し開校する。
2024・25年
小学校4,5,6年生用の算数科教育学習動画を製作する。現地指導者の増員や教材内容の充実・成熟に伴い、入塾者の数を増やす。現地指導者や入塾者からのフィードバックを受け、学習教材や指導内容を随時改善していく。
2026年
23年度入塾者が小6になる。卒業時の初等教育の算数
テストで入塾生の全員が8割以上の正答率を目指す。
2032年
村の子どもたちの3.4%の小学6年生(およそ30名)が、国語と算数の学力テストで全体の8割を正答することができる。
【クラウドファンディング実施いたしました。】
2022年は、塾となる建物の環境整備をしていきます。そこで必要となる資金を集めるために、クラウドファンディングに挑戦いたしました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
2022年6月~7月に代表近藤が実施したクラウドファンディングのサイトをご覧いただけます。