英語プログラム

【これまでの活動】

2021秋 英語プログラム(2021年10月~11月)

サンティアゴ・アティトラン市在住の小学6年生8名を対象に、2か月間のオンライン英語プログラムを組み立て、オンライン学習サポートに初めて挑戦しました。最終発表会では、現地の学校関係者や日本の大人たちが子どもたちの学習意欲や成長に感動し、両国から高い評価を得ることができました。

グアテマラの子どもたちには、団体から貸し出したスマートフォンと里親さんが買ってくださったインターネットのデータを使って、各家庭から家庭学習とオンラインレッスンをかけ合わせた内容で学習を進めていきました。

1週間のレッスン予定
両国の大人たちがさまざまな形で
子どもたちのサポーターに

 グアテマラの子どもたちはプログラムに参加するためのネット通信費をサポートしてくれる日本の里親さん、週末に隔週の達成度を評価してくれる日本のボランティア先生、オンラインで指導に当たる講師(代表近藤)、子どもたちのカウンセリングをする現地協力者と、多くの大人たちのサポートによって、8週間英語を学習しました。

2022春 英語プログラム(2022年4月~5月)

小学生3名、中学生5名が10名の日本人ボランティア先生と共にオンライン上で英語を学びました。このプログラムでは、初めてスペイン語話者ではない日本人講師がグアテマラの子どもたちに英語でレッスンを提供するという挑戦をしました。共通言語が英語しかないという環境の中で、はじめはぎこちなかった会話も、次第にコミュニケーションが取れるようになっていき、プログラムを終えるころには先生と生徒の間にとても親密な関係ができあがっていました。

2022 英語プログラム(2022年7月~8月)

夏休みの期間を使って、学校で働く英語教員の先生や、元グアテマラの青年海外協力隊の方がボランティア先生として新たに参加してくださいました。子どもたちは8週間ほど同じ先生と英語を学び、楽しみながら英語でのやりとりに慣れていきました。この英語プログラムでは、新たな文法は教えずに、子どもたちが自らこれまでやってきたことを復習したり、英語の本を読んで新たな語彙に触れたりする中で、英語の表現の幅を広げていくことを大切にしました。

2022 英語プログラム(2022年9月~11月)

来年度の奨学生の選考のための10週間の英語プログラムを実施しました。学力テストやトライアルレッスンを経て、18名の中から合格した5名がこのプログラムに参加しました。

英語をアルファベットの発音から学び始めた子どもたちは、10週間で英語の基本を一生懸命学びました。英語のレッスンは、週に1度の現地先生とのレッスンと週に2度(単語レッスンと会話レッスン)の日本人の先生とのレッスン、週末のオーラルテストという流れで10週間学びを続けていきました。

このプログラムで新たに3名の次期奨学生が決まりました。

2023冬 英語プログラム(20231月~3月)

奨学生の人数が10名となり、ボランティア先生も新たに募集をかける必要があったため、年末年始を時間を使って見学会を行うなどして、新たな方も参加しやすいような取り組みを行いました。そうして新規ボランティア先生6名が加わり、このプログラムでは、16名のボランティア先生にかかわっていただきました。プログラムの中では、「質問力を磨く」ということを目標とし、自ら積極的に会話を運ぶことができるように、子どもから先生に向けてたくさん英語で質問を投げかけられるように、ゲームや読み物教材を使って練習しました。

2023 英語プログラム(2023年5月~6月)

このプログラムでは今までの知識を使って自分の「表現力を磨く」ことをテーマとしました。毎週子どもたちは決まったテーマについて各自短いスピーチと写真などを用意して、ボアランティア先生に向けて発表しました。発表を通して、新たな表現を覚えたり、相手への質問の投げ方を練習しました。また、英語の絵本を8週間かけて練習し、最後は団体の一周年記念イベントの中で多くの日本人の方の前で堂々と発表することができました。

2023 次期奨学生選考プログラム(2023年6月~7月)

学校からの推薦を受けた小学6年生22名中、学力試験と家庭訪問を終え12名の子どもが2週間の対面式お試し英語レッスンに参加しました。その後、6名の子どもが11名のボランティア先生、6名の短期里親さんのお力を借りながら、本プログラムで英語の基礎を学ぶことができました。

2023夏 英語プログラム(2023年8月~9月)

奨学生10名が8週間のプログラムに参加しました。今回のプログラムでは、各週ごとにスピーチテーマを定め、自分の幼少期から将来の夢までを英語で発表する練習をしました。また、好きな英語の本を一冊選び、8週間を通して通読しながら、内容について先生と会話をすることで、語彙を増やし、表現力を磨きました。